一日8,000歩より効果的!たった15分で筋力UP!インターバル速歩とは?
インターバル速歩は、近年注目を集めている効果的な有酸素運動です。この運動方法は、誰でも簡単に始められ、短時間で大きな効果が得られることから、多くの人々に支持されています。今回は、インターバル速歩の基本からその効果、実践方法まで詳しくご紹介します。
インターバル速歩とは
インターバル速歩は、ゆっくりとした歩行と速い歩行を交互に繰り返す運動方法です。この方法は、信州大学の能勢博教授によって開発されました。通常の歩行と比べて、より効率的に体力向上や健康増進の効果が得られるとされています。有酸素運動なのに筋力もUP!ダイエットに!短時間で効果が出るので運動嫌いの方におすすめです!
定期的に8,000歩ウォーキングしているのに、体重が減らない、体脂肪が減らない、あちこち身体が痛い。。。という方はぜひ歩き方を変えてみましょう!
インターバル速歩の特徴
交互の歩行速度: 3分間の速歩と3分間のゆっくり歩きを交互に行います。
個人に合わせた強度: 速歩の際は、自分の最大心拍数の70〜85%程度の強度で歩きます。
継続性: 週に3回以上、1回30分以上の実施が推奨されています。
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インターバル速歩の効果
インターバル速歩には、多くの健康効果があります。主な効果は以下の通りです:
体力向上
持久力の向上: 心肺機能が改善され、長時間の運動にも耐えられるようになります。
筋力アップ: 特に下半身の筋力が向上します。
例:
筋力の向上: 太ももの筋力が約10%向上します。
持久力の向上: 最大で20%の持久力向上が見られます。
持久力が上がると(肺の機能が向上する)代謝量が上がります。ダイエットはもちろん、疲れにくい身体に変わります!
※インターバル速歩の筋力UPのデータ
https://www.jtrc.or.jp/interval/keyword2.php
https://www.saikokuhoren.or.jp/pages/02_2206.html
健康増進
生活習慣病の予防: 高血圧、糖尿病、高脂血症などのリスクが低下します。
骨密度の向上: 骨粗しょう症の予防に効果があります。
メンタルヘルスの改善: ストレス解消や気分の向上に役立ちます。
例:
・高血圧、高血糖、肥満などの生活習慣病指標が20%程度改善します。
・血圧、脂質異常、血糖値の改善が期待できます。
・メンタルヘルスの改善
うつ指標の値が50%改善します。
気分障害の改善効果があります。
・睡眠の質の向上
睡眠効率(睡眠時間/寝床に入っている時間)が改善します。
・認知機能の向上
認知機能テストの値が4%向上し、特に軽度認知障害(MCI)の人に効果が見られます。
・その他の効果
骨粗鬆症の改善
関節痛(変形性膝関節症)の改善
最高酸素消費量の向上
体型改善
脂肪燃焼: 効率的に体脂肪を燃焼させ、ダイエット効果が期待できます。
基礎代謝の向上: 運動後も長時間にわたってカロリーを消費し続けます。
インターバル速歩の実践方法
インターバル速歩を始めるには、以下の手順を参考にしてください。
準備
適切な服装: 動きやすい服装と歩きやすい靴を選びます。
水分補給: 運動前後、そして運動中にも適宜水分を摂取します。
ウォーミングアップ: 軽いストレッチや歩行で体を温めます。
基本の歩き方
ゆっくり歩き(3分間)
通常の歩行速度で、リラックスして歩きます。
この時間は体を休ませ、次の速歩に備えます。
速歩(3分間)
できるだけ速く歩きます。
腕を大きく振り、歩幅を広げます。
息が弾むくらいの強度を維持します。
今まで全く運動習慣がない!という方は15分から始めましょう!
インターバル速歩は『有酸素運動』と『筋トレ』の両方の効果があります。
有酸素運動は最初の20分まで糖をエネルギーとして使い、20分以降脂質を使うので、ダイエット目的の方は15分ウォーキングに慣れてきたら30分~40分くらいの運動がおススメです。最大でも1時間まででOK。一回に長時間行うよりも、一回30分を週三回のほうが効果的です!
実践のポイント
正しい姿勢: 背筋を伸ばし、顎を引いて前を見ます。
腕の振り: 腕を前後に大きく振ることで、より効果的な運動になります。
呼吸: 速歩の際は、口を少し開けて呼吸します。これにより、より多くの酸素を取り込めます。
インターバル速歩のプログラム例
初心者の方は、以下のようなプログラムから始めることをおすすめします:
ウォーミングアップ: 5分間のゆっくり歩き
メインセッション:
3分間の速歩
3分間のゆっくり歩き
これを5セット繰り返す(合計30分)
クールダウン: 5分間のゆっくり歩き
慣れてきたら、セット数を増やしたり、速歩の時間を延ばしたりして、徐々に強度を上げていきましょう。
インターバル速歩を行う時間帯については、以下のポイントを考慮するとよいでしょう:
- 個人の生活リズム: 自分の生活スタイルに合わせて、無理なく継続できる時間帯を選びましょう。
- 体温が上がっている時間: 体温が上がっている午後2時から6時頃が運動に適しているとされています。
- 朝の運動: 朝の運動は1日のリズムを整えるのに効果的です。ただし、起床直後は体が硬くなっているので、十分なウォーミングアップが必要です。
- 夕方の運動: 仕事帰りなど、夕方の運動は1日の疲れを解消し、ストレス解消にも効果的です。
- 就寝前の注意: 就寝2〜3時間前の激しい運動は避けましょう。体温が上がり、寝つきが悪くなる可能性があります。
- 空腹時を避ける: 食事の直後や空腹時は避け、軽く食事をしてから1〜2時間後が適しています。
- 気温への配慮: 夏場は涼しい朝や夕方、冬場は日中の暖かい時間帯を選ぶなど、季節に応じて調整しましょう。
重要なのは、自分のライフスタイルに合わせて無理なく継続できる時間帯を選ぶことです。毎日同じ時間に行うことで習慣化しやすくなります。また、インターバル速歩は小分けにして行っても効果があるので、1日の中で複数回に分けて実施することも可能です。
注意点とコツ
安全面での注意
体調管理: 体調の悪い日は無理をせず、休養を取りましょう。
環境への配慮: 暑い日や寒い日は、体調管理に特に注意が必要です。
交通安全: 道路を歩く際は、交通ルールを守り、安全に気をつけましょう。
継続のコツ
目標設定: 具体的な目標(例:3ヶ月で5kg減量)を立てると、モチベーションが維持しやすくなります。
記録をつける: 運動時間や体重の変化を記録することで、進捗が可視化され、継続の励みになります。
仲間づくり: 友人や家族と一緒に始めると、お互いに刺激し合えます。
インターバル速歩の応用
場所の活用
公園: 自然を感じながら、リラックスして行えます。
ジム: トレッドミルを使えば、天候に左右されずに行えます。
通勤路: 通勤時間を利用して行うことで、時間の有効活用ができます。
他の運動との組み合わせ
筋トレ: インターバル速歩の後に軽い筋トレを行うことで、より効果的な体づくりができます。
ストレッチ: 運動前後のストレッチは、怪我の予防や柔軟性の向上に役立ちます。
トレーニング後は、しっかりタンパク質を補給することも筋力UP!につながります。40代後半になると栄養の吸収力も落ちてくるのでプロテインも適度に取り入れましょう!
まとめ
インターバル速歩は、誰でも簡単に始められる効果的な運動方法です。正しい方法で継続することで、体力向上や健康増進、さらには体型改善まで期待できます。自分のペースで無理なく始め、徐々に強度を上げていくことが大切です。
健康的な生活は、一歩一歩の積み重ねから始まります。インターバル速歩を日々の生活に取り入れることで、より活力ある毎日を送ることができるでしょう。今日から、あなたも健康への第一歩を踏み出してみませんか?
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