代謝がいい、悪いってどういうこと?基礎代謝を上げよう!

 

こんにちは!

小高です。

 

昨日はすごい雨でしたね。

まだご旅行中という方はお気をつけてお帰りください!

 

さて、今年に入りチェルシーグリーンのメニューを段階的にアップデートさせていただいています。

 

アップデートにあたり、私自身が疑問に思い、改めて勉強をした中でわかったこと、知ったことを今後皆様にシェアしていきたいと思っています。

 

そう思ったきっかけは、ネット上に様々な美容、ダイエット法、健康に関する情報などがあふれる中、必ずしも個々の体質に合わないこともあるのでは、、、と感じたこと。

 

すごく流行っていて効果的に思えるような情報も少し見方を変えて調べると別の考え方もあり、、、『美と健康』って本当に本当に奥深いですね。

 

例えば、昨年までチェルシーグリーンでは、忙しい毎日の運動不足、または運動があまりお好きでない方の運動不足を解消するために、Mキューブとナール超音波(※詳細はこちら)を合わせ、寝ながら筋肉をつけ内臓脂肪・体脂肪を減らす痩身プランをやらせていただいていました。

大半の方は筋肉をつけながら少しづつ体重が減りますが(筋肉は重く脂肪は軽いため筋肉をつけながらダイエットを行うと劇的に体重が減るということはありません。しかしリバウンドしにくい体質に変わります)、コースを受けてくださっている方の一割程度に運動不足を補うだけでは体重が減らない方がいらっしゃり、改善すべく一から勉強し直し新しい美容機器を導入、昨年末から順次コース内容をアップデートしています。

 

勉強するときに意識しているのは『偏らない』ということ。

 

特に巷で流行っているものは様々なサイトでまとめられ広がっているため、とても良いもの、効果的なものと感じやすく、逆に個人差があるいろんな方の体質に合うのかどうか検証しにくくなってしまいます。

 

そこで、良い面、悪い面、どんな体質には合って、逆に合わない人はどんな人なのか、多方面から皆様がセルフケアを行う際の目安になるように、仕事柄いろいろ知ることができた『美しく健康なカラダになるための情報』をシェアして参ります。

 

 

本日は『代謝』についてのお話です!

よく『最近代謝が落ちた』とか『代謝がいいから太らない』など話題になりますね。

この代謝って何のことでしょうか?

『代謝がいい』・・・基礎代謝が高くカロリーを消費しやすい状態

『代謝が悪い』・・・基礎代謝が低くカロリーを消費しにくい状態

 

基礎代謝とは何かというと、私たちが生きるために無意識のうちに行う活動

【体温調整や呼吸、心拍、各臓器の働きなど】です。

寝ている間も休むことなくこの活動が行われています。

 

驚くことにこの基礎代謝で一日の消費エネルギーの60~70%も占めているのです!

 

呼吸がしっかり深くできていると『代謝』も多くなるわけですね。

 

逆にこの【基礎代謝=体温調整や呼吸、心拍、各臓器の働きなど】が低下すると、全体的なエネルギーの消費も下がってしまいます。

 

なぜ基礎代謝は低下してしまうのでしょうか・・・

 

加齢・・基礎代謝のピークは10代(男性15歳前後、女性13歳前後)。その後は年齢が上がるにつれて筋肉量が減少、臓器の活動量も低下して全身の基礎代謝が下がります。

不規則な生活・・・暴飲暴食や生活習慣の乱れやストレスが長く続くと自律神経が乱れだんだんと基礎代謝が低下します。

極端な食事制限・・・極端なダイエットや偏った食事をすると、体に必要な栄養素が足りなくなって筋肉が減ったり質が落ちたりして基礎代謝が低下します。

 

基礎代謝が落ちるとどんな影響があるのでしょうか・・・

 

①基礎代謝が低いと摂取した栄養(エネルギー)が消費できず余ったものが『脂肪』になって蓄積されます。

・『脂質=油』は体にとって細胞の膜の材料となるとても大切なもの。足りないと体に悪影響も。しかし余ると脂肪として蓄えられます。

・『糖質(ご飯、パン、麺類、砂糖など)』に含まれるブドウ糖は体(特に脳)の大切なエネルギー源。余ると脂肪に変わり蓄えられます。

・『タンパク質(肉や魚など。体を作るために必須の材料)』。余ればブドウ糖になり続いて脂肪に変わります。

 

つまりどれも欠くことができない生きるために必要な栄養素。多すぎることで問題となります。バランスよく、というのはあまりインパクトがないセルフケアですが、健康にとって一番大切なこと!

この機会にぜひご自身の一日の食生活をすべて書き出してみましょう!

3週間、摂りすぎたものを控えて足りないものを補うだけでも健康的な食生活に近づきます!
例:アイスばかり食べていた!アルコールを飲みすぎた!間食が多かった!暑くて食欲なく麺類ばかり食べていた!etc. 翌日は、摂りすぎたものを控えて逆に食べていなかったものをしっかり食べるように心がけましょう!(たんぱく質やビタミン類、食物繊維etc.)

 

②身体の各器官で摂取した栄養(エネルギー)が適切に使われないと全身の機能(筋肉、血管、内臓の働き)が低下します。

低下するとこんな影響が、、、

・冷え症

・肌荒れ

・便秘

・だるい、疲れやすい

・低体温

など慢性的にいつも調子悪い、、、と感じるようになります。

 

基礎代謝のピークは10代なんて!?もう無理・・・

でも諦めないで!

まずは基礎代謝を落とさない、そして今から代謝を上げる方法をご案内します!

 

基礎代謝を上げる方法

同じ伸長・体重でも基礎代謝が高い人は特別ハードな運動をしなくても摂取した栄養をエネルギーとして消費することができます。結果脂肪がつきにくい身体になります。

まずは定番!運動で基礎代謝を上げましょう!

 

皆さん良くご存じの有酸素運動。

ウォーキングを20分以上続けると脂肪燃焼効果が高まります。(できる方はランニングでも可。今現在疲れやすい方、生活習慣病のある方、甲状腺、膠原病などの傾向がある方はハードな運動よりもウォーキングなどゆったりした運動でOK。ハードな運動はかえって身体を疲労させる可能性があります。)

 

効果的な歩き方

まずは呼吸から

①歩く前に深呼吸から始めましょう!両手を広げて(前から見た時に手のひらが見えるように)大きく息を吸って、肩の力を抜いてふうーっと勢いよく最後まで吐き切りましょう!

 

②次に鼻から5秒ぐらいかけて胸がパンパンになるくらいまでたくさん息を吸います。

 

③最後に口をすぼめて10秒以上かけてゆっくり息を吐き切ります。

準備運動のイメージで数回繰り返し身体を整えます。

 

※いつもサロンで施術の最後に呼吸をしていただいている要領です。サロンでは胸と肩甲骨がうまく動くようにサポートしています。セルフで行う場合は、顔は正面を、胸を張って、両手を広げて息を吸います。猫背の方、後頭部が硬く首の動きが悪い方は、胸いっぱい息を吸おうとすると顎が上がってしまう傾向がありますが顎が上がるのはNG!

 

身体の力を抜いて、顔は正面、少し遠くのものを眺めるようにしてゆったり大きく息を吸ってください!

 

  

上図のような簡単なストレッチを行うだけでも、デスクワーク、家事、育児でち縮じこまった肋間筋の動きをよくすして筋力も基礎代謝もアップします。

歩き方

①A4の短い方くらいの幅を歩くイメージ。足先が内向き、外向きにならないようにできるだけ真っすぐ歩きましょう。外股気味の方、内股気味の方は膝にダメージが出ないように骨盤を腰ベルトがなどで安定させて歩くのがおススメです。⇒サンプル実物お見せします!ご来店の際にお声かけください!

 

②後ろから前に足を出すときは、親指でしっかり蹴りだすように歩きましょう!靴はスニーカーがおススメ(足の全体がホールドされているものが◎)。前に足を出すときに親指でけりだすと、お尻の筋肉(殿筋群)太もも裏(ハムストリングス)などの大きな筋肉を動かし、骨盤を使ってしっかり歩くことができます。

硬くなり歪んだ骨盤周りの筋膜リリースが出来ます。

③腕を後ろに引くようにしっかり振りながら歩く。

正しく歩くとただのウォーキングでも、ものの5分で息が上がります💦

今まで運動習慣がなかったという方はまずは10分からスタートしてください!

 

③もう一つ有酸素運動と合わせて行いたいのが筋トレ。筋肉はじっとしている時でも基礎代謝量が高いので筋肉量を増やすことは基礎代謝UPにつながります。

出典:別冊Newton (人体の取り扱い説明書より)

筋肉の中でも運動効果が高いのは脚の筋肉です。

日本整形外科学会の公式ページです!簡単で効果的な筋トレ。とてもシンプルです!↓こちらからご確認ください!!

https://locomo-joa.jp/check/locotre/

一番のポイントは、簡単な体操を毎日続けること!!です。

 

食生活を改善する

 

基礎代謝をアップするには筋力UPが有効というお話をいたしました。

そのことから質の良い筋肉をつけるには、良質のたんぱく質摂取が必要です。以外に現代人はたんぱく質不足とのデータも!?

自分はどうかな?という方で毎年人間ドックをされている方は、血液検査の項目の中の「総蛋白」「アルブミン」のデータをチェックしてください。

どちらかが基準値内でも低値であればもしかするとタンパク不足の可能性があります。

※よくわからない方はお声かけください!

 

実は、チェルシーグリーンの痩身コースでなかなか結果が出なかった方の半数以上がタンパク不足の状態に。

 

なぜタンパクが不足すると痩せなくなるのかなど、栄養素を含めた『食事』についてはまた次回詳しくお話しします!

今後は、水について、発酵食品(酵素)、栄養素について、ダイエット法について、etc.気になるものをとことん深堀してご報告いたします。

 

まだもうすこしお盆休みという皆さま。

今日は、基礎代謝を上げる『正しい歩き方』を試しながらウォーキングしてみませんか?

台風一過、暑くなる可能性もございます。水分補給に気をつけてよい週末をお過ごしください!

 

今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました!

小高 仁美(おだか さとみ)

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